知っトク!なっトク!果実堂⑧【プロモーターボックスって何ですか】
JR南熊本駅に隣接する、くまもと大学連携インキュベータ。ここには研究開発型のアーリーステージのベンチャー企業が多く入居しています。果実堂グループの大豆エナジーの研究所もその一角に入居してます。
お邪魔しま〜す!研究室の中をそっと覗いてみると見たことのない分析機器がズラリ。皆さん、なにやら忙しそうに研究をしてます。ここは本当に果実堂グループなんだろうかと少し心配になってきましたので、一番優しそうな佐々木研究員をつかまえて質問してみました。
「これって何ですか?」
「これはプロモーターボックスという大豆エナジーが特許化しているオンリーワンの装置です。因みに名前のプロモーターには遺伝子のスイッチをオンするという意味も込めてます」
「うん???」
「この装置を使って大豆を発芽させ科学的データに基づいて様々な負荷をかけますと大豆から有用成分が万単位で作り出されていきます。これらの成分は非常に低分子で、かつ構造もユニークなために創薬のリード化合物(医薬品候補)になることが期待されています。僕たちの研究成果は世界的科学誌ネイチャーの姉妹誌Scientific Reportsにも掲載されたんですよ!」
「いよいよ、うん???」
よ〜わからんけど、まあいいでしょう。きっと社会に役立つ研究が行われていることだと思いますので、大豆エナジーの研究員の皆さんのこれからの頑張りに期待したいですね。
(くまもと大学連携インキュベータ)
(大豆エナジーの佐々木邦さん)
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